龍ヶ崎市の英語対策(中学1年生から目指す英検準1級)

中学生から目指す準1級!!

 中学生から無理なくカンタンに準1級を取得することを、目標にした場合のスケジュールを考えてみましょう。

 2020年度の新大学受験制度に合わせて、高校2年生で準1級をとることを基準にします。

 もちろん、本人にやる気があれば、これ以上のスピードで取得可能です。

 

英検5級を受けずに、中学1年生の10月で4級に挑戦!(文法は軽め)

 多くの中学1年生が、受験する英検5級(中学1年生修了相当)ですが、受験しないことを勧めます。それはなぜか、この試験の英文には「過去も、未来もない世界」しか描かれていないからです。実は、英検5級と4級には、過去形があるか、未来を表す表現があるか、しか大きな違いがないのです。過去形など、難しく感じるかもしれませんが、実は、過去形の文法構造は、中学1年生で教わる三単現Sの文法と同じであることに気がつかせれば、終わります。あとは、動詞には過去形がある、と理解すれば良いのです。。

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  同様に、助動詞などの説明も、willのみを教えれば、あとはcan, should, mayなど同じ文法になるので、かなり時短になります。

 

 中学1年生で、英検3級(1月)を目指す! 現在完了、受け身との戦い!

 中学2年生に、英検3級は、かなり難しいように感じられるかもしれません。実際、難しく感じる中学生も多くいます。しかし、ここで覚えてもらいたいのは、動詞に過去分詞と現在分詞があるということです。ここを乗り切れれば、その後の英語文法はかなり楽になります!!

 動詞には、原形、過去形、過去分詞、現在分詞がある。そして、be動詞に過去分詞がつけば、受け身になり、be動詞に現在分詞がつけば、現在進行形になるのです。そして、have(has)に過去分詞がつけば、現在完了になります。この感覚さえつけば、大抵の文章を読みこなすことができるのです。ですから、この英検3級の文法は、英語の核の部分となります。英検では、文法の知識を問う問題は、出てきませんが、この時に文法をおろそかにすると、準1級の英作文で痛い目を見ることになります。

 ここでも、やるべきことは、文法書で該当箇所を学習、過去問を繰り返すだけです。特別に単語帳をする必要はないと思います。ただ、動詞が出てきたら、それぞれの単語に過去形、過去分詞、現在分詞を横に書いてみるなど、語形変化に気を配って学習すると、高校生の範囲がとてもカンタンに感じられるようになると思います。

中学2年生(10月)で、英検準2級に挑戦!! 単語との戦い!

 英検準2級の範囲は、文法的には大きな違いはなく(長文を読む上で)、合格の決め手となるのは、単語力になります。しかし、できるだけ、単語帳はする必要はないと考えています。なぜなら、過去問を繰り返すだけで、ほぼ全ての出題範囲の単語を網羅できるからです。ですから、できるだけ過去問から単語を覚えていくようにするだけで、十分です。

 準2級になると、長文が途端に難しく感じる生徒が多くなりますが、3長文ほどで良いので、同じ長文を毎日繰り返し読む習慣をつけるだけで、苦手意識がなくなっていきますので、根気よく長文に取り組むようにしましょう!

 これまでは、中学生の文法書でも対応できましたが、準2級は高校生の範囲になりますので、高校生用の文法書を購入し、該当箇所を読んでいきましょう。

 

中学3年生(10月)、2級を目指そう! 生きた英語で、ライティングを磨く

2級を合格するためには、単語力とライティング能力が重要となります。これは、準1級でも同じだと思います。

 

ライティングができると、これからが楽!! 1級、IELTS、TOEFLも見すえて

 英作文の難易度について言えば、2級と準2級のお題はそれほど差がなく、文字数のみが増えることになります。ここで、重要なのは、ライティングのために、前提知識が必要であるということです。英字新聞や雑誌などがありますが、わたしが心からオススメするのが、以下のサイトです。このサイトは、オーストラリアの大学の教授、研究者が運営しているサイトで、英語は平易であり、簡潔にまとまっています。何よりも、情報源がはっきりしているので、ニュースサイトとしても素晴らしいです。

theconversation.com

 このサイトの記事を読み、出会った単語や、使いたい表現をメモっていくと良いと思います。

 

リスニングは、どうするか? 長文読解を基準にしよう!

 リスニングは耳の慣れを必要としますが、実は読解力と密接な関係があります。例えば、読んで理解ができない英文は、聞いても理解できないですよね。ですから、すぐにリスニングをするのではなく、読んでしっかりと理解できるのかどうかを調べてから、練習する必要があります。

 練習方法も、BBCニュースなどもありますが、英検のリスニングに絞って練習するべきであると考えています。過去問のリスニング問題を繰り返し解き、暗記するほど聞いてください。できれば、1パッセージにつき50〜100回聞き、1.5倍速でも理解できるようにすれば、本番でも満点近く狙えるはずです。